低迷メッツが、オフにFAでヤンキースの〝悪童〟ジャズ・チザム・ジュニア内野手(28)の獲得を狙っている。打率2割3分1厘ながら終盤から調子を上げ、リーグトップの40盗塁。ジャッジ不在のチームを支えて存在感を見せ、オフのFAの注目の存在になりそうだ。

 苦戦続きシーズンを送ったお隣りのメッツは若手のボイドが成長するまで正二塁手を必要としており、ポランコ、セミエンでは心もとない。米メディア「BOLAVIP」は「同じニューヨークを本拠地とするチームへの移籍は理にかかっている。ニューヨークに留まることはチザムにとっても理想的な選択となるだろう。ヤンキースファンからの評価は下がるかもしれないが、ブロンクスからクイーンズに用具を移動させるだけで済む。チザムが最近の好調を維持できれば市場の評価は大きく上がる」と見ている。

 もちろんヤンキースも複数年で再契約に乗り出すのは間違いなく、他球団も好条件を持ち出す可能性が高いが、くしくもチザムは今年のメッツ本拠地シティ・フィールドで12打数7安打、打率5割8分3厘の好成績を残しており「これは彼が本拠地とすべき球場を示す兆候かもしれない」とも…。一昨年、ヤンキースから15年7億6500万ドル(当時約1147億円)でメッツにFA移籍したソトに続くニューヨーク内の〝大移動〟となるか…。