ドジャースのキケことエンリケ・ヘルナンデス内野手(35)がチームの失速にも涼しい顔だ。3年連続のワールドシリーズ制覇に視界良好とはいえ、8月は27試合で13勝14敗と負け越し。7月から数えても26勝25敗と苦戦が続いている。大谷も8月は打率2割4分1厘、6本塁打に留まり、直近10試合では打率1割2分5厘、1本塁打とチーム打撃の停滞に繋がっている。

 野手陣の高齢化を指摘する声もある中、キケは現状について「そう言う人がいてもおかしくないと思う。しかし、ここ3年間のドジャースの野球をちゃんと見ていればこの時期になるとチームが苦戦するのはもはやトレンドになっているように見えるよ」と一笑に付した。

 続けて「つまり2024年、前年に(地区シリーズで)スイープされたから疲れていると言われたでしょうか。そうは思いません。韓国での(開幕)敗戦や昨年の日本での敗戦はあったかもしれませんが、WSで優勝しました。確かに私たちはベテラン揃いのチームですが、苦戦するのはシーズンのごく一部です。たまたま8月に苦戦し、4月にはしなかっただけ」と説明し、「ただ、いつも7月下旬から8月に(スランプが)起きるのは奇妙なタイミングです」と米メディア「ドジャーブルー」が伝えている。

 昨年も7月に苦戦して8月に調子を取り戻し、その前年の2024年も同様だった。ベテランのロハスも「経験のおかげだと思う。窮地に立たされることもあれば頂点に立つこともある。経験をすればどんな状況でも初めてではない、と感じられるものだ」とベテランの経験値がモノを言うと見ている。勝負の9月、上昇気流に乗ってポストシーズンに突入できるか。