メジャーデビューしたカージナルス新人投手の斜め帽子を注意したことが発端で退場劇を呼んだ審判がMLBからおきゅうを据えられた。

 4日(日本時間5日)のロッキーズ戦でメジャー初登板したハンセル・リンコン投手(24)は帽子のツバを左側に傾けていた。球審のダグ・エディングス氏は試合を止めて帽子をまっすぐ直すように注意。リンコンはすぐに直したが、マーモル監督が飛び出して猛抗議した。怒鳴り合いとなり、マーモル監督は退場を宣告されていた。

 翌5日(同6日)の同カードではカージナルスやロッキーズの選手の何人かが帽子を斜めにかぶって審判に抗議の意思表示。MLBに帽子のかぶり方の規定はなく、大騒動に発展していたが、米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」によるとMLBはリンコンへの注意を「行き過ぎた行為」とみなし、エディングス氏を叱責したという。「エディングス氏がMLBからさらなる処分を受けるかどうかは不明」とも伝えた。

 MLBからイエローカードを出されたエディングス氏はやり過ぎを認めてリンコンに謝罪。リンコンは「彼はまた、メジャーリーガーとしての今後のキャリアに幸あれと言ってくれた。僕は彼に『心配しないでください、個人的な感情はありませんし、この件はここで終わりにしましょう』と伝えたよ」と水に流したことを明かした。