ドジャース・大谷翔平投手(32)が7日(日本時間8日)に本拠地ロサンゼルスで行われるレッズ戦から戦列復帰する見通しとなった。ロバーツ監督が6日(同7日)に「明日はラインアップに入ると思う」と先発出場させる意向を示した。

 大谷はこの日のナショナルズ戦まで4試合連続で欠場。2点を追う8回の攻撃中にユニホーム姿でヒジ当てやレガースなどを身に着け、ベンチ内で代打待機する場面もあったが、出場することはなかった。ただ、出番がなくなった後は明るい表情も見せ、首や右上腕、左ヒザに不調を抱える中でも、休養によって回復傾向にあるようだ。

 しかし、長らく痛みと闘ってきた大谷の復帰には慎重論も根強い。米スポーツ専門サイト「TWSN」は「大谷翔平がドジャースにとってマイナス要因となる可能性もある」と主張した。大谷は不動の1番打者で、最強スラッガーを先頭に置くことが対戦相手にとてつもないプレッシャーをかけてきた。

 同サイトは「大谷のような大物をラインアップに復帰させられることは、表面的には素晴らしいことのように思える」と前置きした上で「彼の最近のパフォーマンスは、そうでないことを示している。大谷が出場した直近の6試合で23打数でわずか2安打にとどまり、11三振を喫した。復帰は喜ばしいことだが、万全のコンディションに戻っていないのであれば、早すぎる復帰は戦力になるどころか、むしろ打線にマイナスになる可能性がある」と指摘した。

 地区では2位のダイヤモンドバックスに10・5ゲーム差をつけ、首位の座は安泰。ポストシーズン進出も確実の情勢で、復帰を急ぐ理由が見当たらないことも確かだ。とはいえ、シーズン終盤の戦いで勢いをつけて、10月に突入したいところでもあるが…。

 同サイトは「復帰が早すぎて回復が遅れるのではないかとの懸念も生じる。ドジャースはレギュラーシーズンの終盤よりも、プレーオフに向けて大谷が100%の状態で臨めるようにすることに注力するべきだ」と訴えた。最後は大谷の状態を見極めるロバーツ監督の判断に委ねられるが、正解は――。