ドジャースの大谷翔平投手(32)は11日(日本時間12日)に右上腕の炎症のため、負傷者リスト(IL)に入った。8日(同9日)にさかのぼって適用され、復帰は最短23日(同24日)の本拠地パドレス戦だ。米メディアはドジャースの判断を疑問視。欠場した3日(同4日)にILに入れるべきだったという報道が大半だ。

 そんななか地元紙「カリフォルニア・ポスト」のジャック・ハリス記者とディラン・ヘルナンデス記者が同紙のユーチューブ番組「ドジャース・ポスト」で対談し、あらためて問題点を指摘した。

 ドジャースは左腕ブレイク・スネルと右腕タイラー・グラスノーを10月に万全の状態で臨めるように過保護なくらいメジャーに昇格させなかった。しかし、大谷は6月11日(同12日)に左ヒザの炎症、7月3日(同4日)に右上腕二頭筋の違和感、その後もコンディション不良で何度も投手復帰プログラムを中断させるなどIL入りの機会は何度もあったが、先延ばしにした。それが正しい選択だったどうか、23日以降に分かる。

 ハリス記者は「他の選手に対しては、慎重に対応して、我慢させて10月に向けて状態を上げていくのが彼らのやり方だ。チームで最も重要な選手に対してそれができなかったのは、彼らの選手管理のやり方、あるいは両者の連携のやり方に問題があるということだ」と手厳しく指摘した。

 ドジャースは8月18日(同19日)の2打席に30号を放った以降、スランプに突入。移籍後ワーストの64打席ノーアーチで明らかに体調不良だった。それでも球団は認めなかった。

 ヘルナンデス記者は「ドジャースは大谷に関する情報源として非常に不適切であることが証明された」と指摘すると「だから、彼らの言うことは何も聞くな。自分の目で判断しろ」と痛烈に皮肉った。

 球団、大谷の両者の対応に問題があると思われるIL入り騒動。10月のポストシーズンで答えが出る。