巨人が12日に行われた首位・阪神との直接対決(東京ドーム)に1―0で勝利し3連勝。ゲーム差は0・5に縮まった。
投打で意地を見せた。先発の竹丸は初回に近本の安打と森下への四球から二死一、二塁のピンチを招くも、4番・佐藤を併殺打に打ち取って無失点スタート。その後はテンポのいい投球で強力な阪神打線を翻弄すると、7回109球を投げ抜いて4安打無失点、10奪三振と完ぺきに封じ込めた。
打線も両チーム無得点で迎えた2回に先頭・坂本が左前打で出塁すると、泉口の四球、丸の進塁打で一死一、三塁とチャンスメーク。ここで8番・松本が打席に入ると、虎のエース・村上が投じた139キロのツーシームをうまく左翼線際へとはじき返し、先制適時二塁打とした。
序盤にもぎ取った1点を、竹丸の後を託された救援陣が無失点リレーで守り切り接戦に勝利。対阪神戦の連敗を7でストップさせた。
試合後に取材に応じた橋上秀樹監督代行(60)は開口一番、「本当に大変な試合でした」と熱戦を振り返ると「立ち上がりは不安定なところもありましたが、4回ぐらいから本来の投球というか、非常に球のキレと制球がずいぶん良くなったなという感じはしました。そのあとは気持ちよく投げているような感じでしたね」と今季10勝目を挙げた新人左腕を評価。
少ないチャンスをものにした勝利の立役者・松本についても「村上投手に対してはそんなにチャンスは多くないと思っていましたので、ああいうところで本当に1本出てくれて、まさかその1点で1対0で勝ち切れるとは思いませんでしたけど、本当に勝負強いバッティングを見せてもらいました」と絶賛した。
首位・阪神をついに射程圏に捉えた橋上巨人。早ければ翌13日のDeNA戦(横浜)の結果次第で首位に浮上する。それでも指揮官は「目の前の1勝は1勝なので、どこが相手でも精一杯勝ち切る。残り試合も考えたらそれしかないですよね。気を抜ける試合はもちろんないわけで、まだ首位にいるわけでもないですから、そういった気持ちを変えずにやっていきたいというふうに思います」と気を緩めることはなかった。












