阪神は11日に甲子園で全体練習を実施。ナインは12日の巨人戦(東京ドーム)に向けて最終調整を行った。

 この日、ドラフト1位ルーキー・立石正広内野手(22=創価大)が一軍に合流。ファームでは直近6試合で26打数10安打と好調をキープし、シーズン終盤の大一番で再び一軍から声がかかった。「試合数も打席数もかなり出させていただいた。150キロを投げるピッチャーに対して振ることを意識してきたので、初球からどんどん振っていきたいです」

 首位攻防戦の舞台となる東京ドームには好印象もある。「初めてホームランを打った球場でもありますし、マイナスイメージを持たずに入れたらいいなと思います」と前向きに語った。

 巨人の先発は5月24日の対戦でプロ初本塁打を放ったドラ1ルーキー・竹丸。立石は「150キロ出てるのもあると思いますが、力感と合っていない、すごく速く感じる真っすぐに、横の変化もキレがあるイメージなので。そういうところも考えながら臨みたいです」と警戒しつつ、冷静に打席に立つ構えだ。

 藤川球児監督(46)も「守備もいい内容であると思うし、本人の体付き、表情も踏まえて非常にいい状態」と期待を込めた。鮮烈な一発を刻んだ思い出の地で、3連敗中の猛虎軍に勢いを呼び込めるか。