ドジャースは22日(日本時間23日)、敵地フィラデルフィアでのフィリーズ戦を9―5で押し切り、3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。
攻撃陣で光ったのは「9番・捕手」で先発出場したダルトン・ラッシング捕手(25)だった。2点ビハインドの3回に11号ソロで反撃の口火を切ると、5回一死一、三塁の場面では右翼へ一時逆転となる2点適時二塁打。序盤から打線に勢いをつけ「8番・二塁」でスタメン出場したエドマンとともに3打点の活躍でチームの2連勝に大きく貢献した。
試合後には「スポーツネット LA」のインタビューに応じ「普通の7番、8番、9番だと思わない方がいい。それが僕たちが持っている強みだ」と豪語。世界一チームの自負からか、ライバルチームやファンたちを刺激しかねない言い回しで胸を張った。
ただ、この日は試合中に発した言葉がすでに問題視されていた。それは3―3の同点に追いつかれ、なおも無死二塁のピンチを背負った5回の守備中だ。二塁打を許した直後に対戦したマルシャンへの初球で相手は犠打を試みた。しかし、ボールを転がせずに打ち上げてしまい、ラッシングは三塁ベンチ前のファウルゾーンに飛んだフライをミットに収め、失敗に終わらせた。
すると、ラッシングは二塁から三塁へタッチアップしようとする動きを見せた走者のストットに向けて何事かを言い放ち、左手にはめたミットで払うようなしぐさ。二塁でクギ付けとなったストットは右肩をピクリと動かし〝何だ?〟といった反応を見せ、ラッシングはガムをかみながらニヤリと笑った。
このシーンは生放送で抜かれ、ラッシングの口の動きから何を口走ったのかすぐに解明された。米メディア「クラッチ・ポインツ」などによると「さっさと戻れよ」。追い上げムードに水を差すアウトを奪い、進塁できなかった相手をあざ笑った格好だ。
ラッシングはこれまでにも危険なスライディングや暴言、バッテリーを組んだ大谷のABSチャレンジを否定したりと何かと物議を醸してきた。長期離脱中の正捕手・スミスに代わって主戦を務めているが、お騒がせな一面も付いて回る。それだけに、同メディアは「今回はブライアン・ストットに『職場で見るには不適切な(NSFW)』メッセージを送ってしまった」と報じている。
結局、ストットは次打者・ターナーが放った三塁正面へのゴロで進塁しようとしてアウトになる凡ミスを犯したが…。闘志あふれるラッシングはヒーローとなってもただでは終わらない。












