メッツのフアン・ソト外野手(27)が3度目のラテン系MVP選手に選ばれた。1990年に創設された「野球界のラテン・グラミー賞」と呼ばれる権威ある賞で、シティ・フィールドで笑顔のソトは「いつも評価してくださりありがとう。ラテン系コミュニティーやメジャーでプレーする選手にとって非常に大きな意味がある。子供のころから努力してきたことが認められるのは本当に素晴らしい。夢がかなった」と喜びを語り、6日(日本時間7日)にラテンメディア「ラティーノ・スポーツ」などが伝えている。

 2018年に19歳でナショナルズでメジャーデビューし、19年にはワールドシリーズ制覇に貢献。パドレスを経てヤンキース入りし、再びワールドシリーズに導いた。そして25年に15年7億6500万ドル(当時約1147億円)の史上最大の破格契約でメッツに移籍。チームが苦戦する中で主砲と奮闘している。

 アメリカンドリームを実現させたソトはドミニカ共和国、カリブ海地域、ラテンアメリカから見守る多くのファン、将来のMLBを夢見る子供たちに向け「とにかくプレーし続けなさい。自分を信じ、規律を守ること。お父さん、お母さんの言うことをよく聞きなさい。両親はいつもあなたにとって正しい言葉をかけてくれるし、決して嘘をつかない。君の目を見て、例え君がそれを好まなくても、ありのままの真実を伝えてくれる。それはいつも君をよりよくするためなんだ」とメッセージを送った。〝悪童〟のイメージのあるソトだが、祖国への思い、両親への思いは特別だ。