ドジャースの大谷翔平投手(31)が山本由伸投手(27)に対する気遣いが明らかになった。「スポーツネットLA」のドジャース戦の中継アナウンサー、スティーブン•ネルソン氏は14日(日本時間15日)の敵地ホワイトソックス戦の中継中に、前日13日(同14日)に山本が9回先頭打者に本塁打を打たれ、惜しくもノーヒットノーランを逃して降板た直後にダグアウトで交わされたやり取りを紹介した。
山本の好投を誰もがたたえ、労いの言葉をかける中、大谷はというと――。「本塁打を打たれた後、山本が落ち着いた様子でダグアウトに戻っていったけど、そこで自虐的に『またやっちゃった』とぼやいたんだって」。
ネルソン氏は「また」が昨年9月に山本が敵地オリオールズ戦で9回二死まで〝ノーノー〟を続けながら被弾し、快挙を逃した試合のことを指していることを補足。そして、そのコメントに大谷が「そうだね、またやったね」と笑いながら応じた話を展開した。
「今夜は君のために残念会を開いてあげるよ。もし完全試合かノーヒッターを達成していたら、お祝いは由伸のおごりだったけど、逃したから今夜は僕が払うよ』と翔平が言ったそうだよ」この言葉に山本は思わず吹き出し、張り詰めていた空気が少しほぐれたという。
大谷は試合後も粋な気遣いを見せており、勝利を祝うためナインが整列した際、先頭に立っていたが途中で立ち止まり、後ろを振り返って山本の肩をつかむと、軽くたたいて山本を前へと促した。その後は少し距離を取って後方へ下がり、この日の主役が自然と先頭に立つ形に。偉業を逃したものの、快投を演じた同僚への敬意がにじむシーンだった。












