ホワイトソックスは14日(日本時間15日)、本拠地シカゴでのドジャース戦に6―4で鮮やかな逆転勝利。6回に相手先発のシーハンを降板させると、4番のコルソン・モンゴメリー内野手(24)が代わったばかりのドライヤーから17号2ランを放つなど、1イニング3発の猛攻で大量6得点を挙げて試合を決めた。
ワールドシリーズの3連覇に突き進むドジャースを相手に2勝1敗で勝ち越し。昨年まで3年連続で100敗以上を喫したチームが今年は大変貌を遂げた。村上宗隆内野手(26)の加入が起爆剤となり、この日で70試合を終えて38勝32敗と勝率5割をはるかに超えて貯金6。村上自身は5月末に右太もも裏の肉離れで無念の離脱となってしまったが、他の若手選手たちも触発されてア・リーグ中地区の首位タイだ。
近年の低迷ぶりから「弱小球団」のレッテルを貼られてきたホワイトソックスの快進撃は、今季のMLB全体のサプライズの一つ。ドジャースを迎撃する前カードでは強豪のブレーブスにも2連勝(1試合中止)を飾り、2カード通算でも4勝1敗と勢いが止まらない。
地元紙「シカゴ・サン・タイムズ」(電子版)は「地区首位のブレーブスとドジャースがレート・フィールドを訪れる前にホワイトソックスを完膚なきまでに叩きのめすだろうと考えていたのはあなただけではない」とし「ホームの6連戦でせいぜい勝率5割でも最高といえるが、野球界のトップチームから多くのことを学んだという点で、ある種の『精神的な勝利』とみなすこともできただろう」と今回の結果を驚きをもって受け止めた。
だが、こうしたホワイトソックスの躍進ぶりを〝番狂わせ〟とみる向きに、ナインは快く思っているわけではないようだ。同紙はこの日、2ランを放ったモンゴメリーが「僕らが勝ち続けていて、どの試合でも善戦しているからとって、これを驚きだと思わない方がいい」と言い切ったと伝えた。さらに「相手がどのチームだろうが僕らはフィールドに出て自分たちの野球をやるだけだ。そういう時代はもう終わったと思う」と暗黒期の終焉を告げた。
今や自負を持ってグラウンドに立つホワイトソックスのナインに、かつての面影はなくなりつつある。












