ワールドシリーズの3連覇へバク進するドジャースがまた一歩、〝完全体〟に近づこうとしている。28日(日本時間29日)から始まる本拠地マリナーズ戦以降、長期離脱していたキケことE・ヘルナンデスを皮切りに、守護神として加入したディアス、さらにサイ・ヤング賞左腕のスネルも順次戦列に加わる見込みだ。
不在だった実力者たちが復帰することは〝補強〟ともいえるが、当然のことながら人数には限りがある。誰かが加われば、誰かがロースターから外れなければならない。球団専門メディア「ドジャース・ウェイ」は27日(同28日)、3人と入れ替わる「立場が危うい5選手」として野手のフリーランドのほか、投手陣ではシーハン、ラウアー、バーンズと並んで佐々木朗希投手(24)の名前も挙げられた。
佐々木は前回登板した24日(同25日)のメッツ戦で7回1失点、9奪三振の好投。2か月ぶりに4勝目を挙げたばかりだ。また、直近の3登板では計18回2/3を投げて防御率1・92。制球難から始まり、登板ごとに本塁打を浴びてきた状態から着実に前進してきた。
同メディアは、ここ3試合の登板について「彼が転機を迎えたということだろうか? ロサンゼルスは答えが出るまで待てるだろうか?」と球団側の出方に懐疑的で「特に最近は好調だったにもかかわらず、彼をオクラホマシティに降格させることは自信に打撃を与え、得るよりも失うものの方が大きくなる可能性がある」と危惧。「ドジャースは将来のことなど考えていない。彼らは2026年も優勝リングを手にして締めくくることを考えている」とし、佐々木が乗りかけた波を度外視してでもスネルを優先的に起用する可能性があるとみている。
さらに、マイナー降格までいかなくても「彼がドミノの一環でブルペンに回され、スネルをロースターに加えるために他の誰かを外す可能性もある」とも指摘した。昨季の佐々木はチームのリリーフ不安からシーズン終盤に急きょ先発から配置転換。ワールドシリーズ連覇の立役者の一人となったが、果たして――。












