〝動かない〟選択はまたも実を結ばなかった。阪神は14日の中日戦(甲子園)に0―6で完敗し泥沼の6連敗。深刻な打撃不振に陥っている虎打線は、3戦連続の完封負け。56イニング連続で適時打なしと、機能不全状態となっている。
最大のチャンスが訪れたのは0―4のビハインドで迎えた7回。一死二、三塁のチャンスをつくったがドラフト1位ルーキーの立石は三ゴロ。続く坂本も左飛に倒れ無得点に終わった。
坂本はこれで29打席連続無安打。前日13日のカード第1戦(甲子園)でも9回二死満塁とサヨナラ勝ちの大チャンスで打席が回ってきたが、藤川球児監督(46)のは坂本に代打を送る選択をせず、結果的に右飛で凡退。指揮官の判断はSNS上で大きな批判を浴びていたが、この日も似たような状況で似たような光景が繰り返された。
日頃は冷静沈着なチームリーダーとして人望を集める坂本だが、この日の7回に凡退した後は、自身への怒りを抑えきれなかったのか、ヘルメットを脱ぎ捨てて宙を仰いだ。
試合後の藤川監督は「ベストは尽くそうとしている。うまくいかないこともありますが、顔を上げてこちらにグッと流れが来るようにしたい。必ず(流れが)こちらに来る時がある」と語った。













