元ドジャース、レッズなどに所属し、2020年にサイ・ヤング賞を受賞した前DeNAのトレバー・バウアー投手(35)が古巣への思いをぶちまけている。6月にメキシカン・リーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコに復帰。再びエースに君臨しているが、ユーチューブ「ラ・カサ・デ・ロス・ドジャース」の中でドジャースへの〝恨み節〟を展開した。

「一緒に乗り越えていこう、と言っていたのに僕がチームを離れたら彼らは僕の悪口を言い始めた。選手やコーチたちに〝僕と話すな〟と。事実でないことをマスコミにリークした」と当時を思い出し、フロントへの不信感を口にした。

 ダイヤモンドバックス、インディアンズ、レッズを経て21年にドジャースに移籍。しかし、5月に女性への性暴力事件が発覚した。制限リストに入ったままシーズンを終え、翌22年に不起訴処分となったが、出場停止処分が続き、オフに契約を解除されている。

「フロントには正直言って何もいいことを願ってはいない。僕にひどい扱いをしたからだ。人間に対してあんな扱いはすべきではない。あんなところでプレーしなければよかった」と怒りを押し殺すが、疑惑の目が向けられる中で、ベッツだけは味方してくれたという。「彼を本当に尊敬している。僕が投手陣を、彼が野手陣を引っ張るという役割になるはずだった。そんな話もしていたよ。すごくいい関係を築いていた。彼はフロントたちに裏で〝トレバーを戻すべきだ。なぜ戻さないんだ。彼は無実だ〟と言ってくれていた」と感謝の気持ちを明かしている。

 飼い殺し状態でドジャースとの契約を解除され、悪のレッテルを張られたバウアー。その後に日本、メキシコで好成績を残し「無給で1Aからでもいい」とMLB復帰をアピールしていたが、思いはかなっていない。