リトルリーグ・クラシックに出場している少女が、ドジャースの大谷翔平投手(31)を非難するインタビューがESPNで放送され、波紋が広がっている。

 スポーツ専門チャンネル「ESPN」は17日(日本時間18日)のメッツ―マリナーズ戦を全米中継した。4回、マリナーズ先頭のロドリゲスが打席に向かった際、ペンシルベニア州で同日に開幕したリトルリーグ・クラシックにオーストラリア代表で出場しているモニカ・アルキュリ選手のインタビューを二元生中継で流した。

 すると少女は「2023年にロサンゼルスへ行き、ショウヘイ・オオタニがまだロサンゼルスにいた時の試合を観戦しました。オオタニが打席に立っていた時、ファンが入れないエリアにホームランを打ったんです。ある男がボールを拾って弟に渡したんです。翌日、私たちは最前列のVIPボックスへ行き、サインをお願いしました。でも、彼は横目でチラリと見るだけで、好意的な視線は向けませんでした。彼はあまり謙虚ではありません。私のスタイルではありません」と語った。

球場入りの際にファンにサインをする大谷翔平
球場入りの際にファンにサインをする大谷翔平

 突然の〝大谷批判〟にSNSは騒然。「信じられない…」「もともとアスリートはファンに好意的じゃないよ」「大谷はブルペンか、打者ミーティングに向かっていたんじゃないか」「一番びっくりしたのはESPNだろう」とさまざまな意見が飛び交った。

 米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」はこの〝放送事故〟を取り上げ「大谷がスポーツ界最大の集客力を持つという事実を考えると、アルキュリのインタビューが進むにつれ、ESPNのプロデューサーたちは舞台裏でパニックに陥っていたに違いない。ファンがホームランボールを奪ったという軽いインタビューのはずが、サインをもらえなかったことへの不満をオンエアでぶちまける内容になってしまった」と解説した。

 そして「アスリートも人間だ。常にスポットライトを浴びることに抵抗がある人もいる。大谷はブルペンに向かっていたかもしれないし、チームのスカウティングリポートを見返していたのかもしれない」と大谷に理解を示した。