首の不調で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのウィル・スミス捕手(31)のリハビリが長引いている。デーブ・ロバーツ監督(54)は17日(日本時間18日)に「現時点で具体的な復帰の形がどうなるかは分からない」と言葉を濁し、スミスがここ1週間は一切の活動を休止していることも報告。復帰のメドすら立っていない状況で、今後も扇の要はダルトン・ラッシング(25)に託される。
だが、打力はともかく、リードや守備面に課題が多く、地元紙はラッシングの継続起用に不安を隠せない。「カリフォルニア・ポスト」は18日(同19日)、「スミスのような打撃力を備えた捕手は多くなく、彼は代えのきかない存在に近い。彼が不在の状況はドジャースを困難な立場に追い込んでいる。ダルトン・ラッシングを唯一の有力な捕手としてプレーオフに臨むわけにはいかない」と指摘。さらに「昨年のポストシーズンで同チームの捕手を務めたあのベン・ロートベットだ。彼はドジャースの投手陣をよく知っており、獲得にかかるコストもそれほど高くないだろう」と緊急トレードを提言した。
「ロサンゼルス・タイムズ」もこの日「ダルトン・ラッシングは強力な打撃力を誇るが、最近の不振や守備の不安定さは守備力のある捕手を重視するドジャースの『10月(ポストシーズン)』に向けた方針と合致しない」と断言し「かつてドジャースの有望株だったベン・ロートベットが、トレード期限における解決策の一つとなる可能性がある」と、こちらもロートベットの復帰を訴えた。
ロートベットは昨年7月末にトレードでレイズから移籍。9月上旬にメジャー昇格すると18試合に出場し、山本由伸を9月6日のオリオールズ戦で9回二死までノーヒットノーランに導くなどリード面で高い評価を得た。ポストシーズンには4試合に出場して7打数3安打と活躍。シーズン終了後にウエーバー公示を経てレッズに移籍。現在はメッツ傘下の3Aシラキュースでプレーしている。
地元有力紙から異例の〝同時ラブコール〟を受けたロートベット。LAに愛されている証拠でもあり、今後の動向から目が離せない。












