またも因縁が再燃した。広島のテイラー・ハーン投手(31)が19日の阪神戦(マツダ)で8回に佐藤に決勝の2点二塁打を浴びると、直後には大山に死球を出してしまい、両軍が本塁付近で入り乱れ事態に。騒然とする中「警告試合」が宣告され、後味の悪さだけが残る一戦となった。
前日18日の試合から、両者の空気は張りつめていた。8回二死でハーンの150キロ直球が佐藤の体をかすめ、一触即発のムードに。空振り三振に倒れた佐藤は怒りを抑えきれず、ベンチでヘルメットを何度もたたきつけるなど、険悪な空気が漂っていた。
この日、再び2人は〝勝負どころ〟で対峙した。2―2の8回二死一、三塁。ハーンは1ボール2ストライクと追い込みながらも、外角直球を左中間へ運ばれ、決勝の2点二塁打を献上。前夜の因縁に続く対戦で、痛恨の一打を許した。
さらに続く大山への2ストライクからの154キロ直球が左ヒジ、脇腹付近を直撃。ベンチから両軍の首脳陣、選手が一斉に飛び出し、本塁付近は騒然となった。試合は一時中断され、審判団から「警告試合」が宣告された。球場全体が重苦しい空気に包まれたまま、試合は再開された。
広島は2回にファビアン、モンテロの2者連続本塁打で2点を先制。先発・森が6回3安打1失点と試合をつくったが、7回に遠藤が坂本に同点ソロを浴び、8回にハーンがつかまった。2―4で逆転負けを喫してカード負け越し。借金は13に膨らんだ。













