リーグ3連覇を目指すパ首位のソフトバンクは4日、西武戦(みずほペイペイ)に8―2の快勝を収めて優勝へのマジックナンバーを2つ減らして「16」とした。

 2位との直接対決を制して、ゲーム差は「6」に拡大。逆転Vを信じて必勝を期したライバルを見事に一蹴した。初回に正木の23号ソロで先制、2回には庄子の2点適時打で加点。序盤に主導権を握ると、1点リードで迎えた7回には山本祐の2点適時二塁打、柳町の1号3ランで突き放した。

 投手戦の予想を覆す展開だった。この日は開幕11連勝中の前田悠伍投手(21)と獅子のエース・高橋光成投手(29)が先発。ネット裏には、海外FA権取得済みの高橋光に引き寄せられるようにメジャー9球団のスカウトが集結するほどだった。だが、高橋光が3回に指先のアクシデントで無念の降板。本調子ではなかった前田悠も4回途中2失点でマウンドを降り、中継ぎ勝負となり、最後は鷹打線の勝負強さが光るゲームだった。

 降板後、前田悠は「絶対に負けられない大事な試合を任せてもらったにも関わらず、このような結果になってしまったことは本当に反省しないといけない。短いイニングで降板してしまい、チーム、中継ぎの方に迷惑をかけることになってしまった。二度とこのようなことがないようにしたい」と猛省。気合十分に上がったマウンドで、主役を奪う快投とはいかなかった。