この姿を持続できるのか…。ドジャースの佐々木朗希投手(25)が17日(日本時間18日)の敵地ヤンキース戦に先発し、6回途中を5安打1失点、5奪三振、1四球の好投を披露。メジャー移籍後最速の163・8キロをマークするなど、フォーシーム、フォーク、スライダーで名門相手に堂々の内容を見せた。

 94球を投げ終えた佐々木は「まだ1試合ですが、下半身の使い方を少し見直したのがよかった」と振り返った。勝敗はつかなかったが、米メディアは佐々木を絶賛し「ニューヨークポスト」は「佐々木は見事な投球で別人のようだった。正真正銘の優勝候補チームを相手にその実力を存分に発揮した夜となった」と伝え「NBCスポーツ」は「後半戦スタートとしては非常に有望な内容だった。球速が絶好調で21球が100マイルを超えていた。制球力もいつもよりずっとよく、コーナーに投げる速球が増え、スプリッターは常に低く、プレートの下に落ちた。スライダーも異常なほど効果的だった」と評している。

 ここまで17試合に登板して3勝5敗、防御率を4・98に下げた。このままローテを守って波に乗っていきたいところだが、「ニューヨークポスト」は称賛する一方で「佐々木自身が言ったようにそれはたった1試合に過ぎない。彼は以前にも才能の片りんを見せたものの、すぐに不安定な状態に戻ってしまうことがある」とし「NBCスポーツ」も「問題は何かうまくいかなくなると、その壁を乗り越えるのに苦労することだ。今後もジェットコースターの浮き沈みが続くだろう」と見ている。

 ハマれば無敵だが、もろい印象も拭えない。次戦となる来週のメッツ戦で安定感を示したいところだ。