日本ハムが8日、千葉・鎌ケ谷の二軍施設に新たな豪華トレーニング施設を開設。早くも球界内で注目を集めている。
およそ1億円を投じて二軍球場左翼奥の駐車場内に建設された「F PERFORMANCE LAB(エフ パフォーマンス ラボ)」は6日に運用が開始。すでに二軍選手らが連日汗を流している。
およそ400平方メートルある同施設内には最新のトレーニング機器や動作解析システム「スポーツ・バイオメカニクス」も併設。計20台のカメラを使い投球動作などを正確に分析できるという。球団はこの施設以外にも室内練習場内に対戦投手の映像と共に球速や球筋、回転数などを忠実に再現できる高性能打撃マシン「トラジェクトアーク」も導入済み。こうした最先端機器を含め選手強化に投じた金額は総額で5億円とも言われる。日本ハムがいかに選手育成を重視しているか。こうした動きからも明確なことは言うまでもない。
ただ、気になるのは2030年をめどに二軍の北海道移転が決定しているにも関わらず「なぜ今鎌ケ谷に巨額資金を投じて新施設を建設する必要があるのか」だろう。
8日の新施設オープニングセレモニーに出席した小村勝球団社長に聞くと「チームの育成強化は待ったなしですから」とこう続ける。
「確かに移転が決まっている鎌ケ谷の二軍施設に大金を投じる意味があるのか、という声はあります。でも選手は今も戦っていますからね。移転に関係なく選手は一日一日が勝負ですし常に進化しなければいけない。ファイターズはそのための投資を惜しまないということです」
日本ハムは23年に北海道・北広島市に本拠地「エスコンフィールド北海道」が開場。以後、新球場は球界屈指のボールパークとして今も大盛況を続け多大な利益を生み出している。その一部を鎌ケ谷の二軍施設にも投じているのだから選手にとってもありがたいはず。
この日、新施設のセレモニーに同席した柴田獅子投手や大川慈英投手もそろって「最新機器が揃っているのは選手としてもうれしい」と話す日本ハムの〝豪華育成基地〟。チームのさらなる強化につながることは間違いなさそうだ。












