MLBの名門球団・レッドソックスの監督を電撃解任されたアレックス・コーラ氏(50)がフィリーズの監督就任を断っていたと28日(日本時間29日)に報じられた。米全国紙「USA TODAY」の名物記者、ボブ・ナイチンゲール氏が自身のXで伝えた。
それによると、フィリーズの暫定監督にドン・マッティングリー氏(65)が就く前段階で、コーラ氏は「フィリーズの監督をオファーされたが、断った。彼は家族とともに過ごすことに決めた」という。レッドソックスの成績不振によって解任されたものの、同じく低迷するフィリーズから届けられた〝SOS〟に首を縦に振ることはなかった。
コーラ氏は2027年までの契約を残し、この日の試合開始前時点でレッドソックスは12勝17敗でア・リーグ東地区の最下位、フィリーズも9勝19敗でナ・リーグ東地区の最下位タイに沈む。こうした状況も踏まえ、米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」はコーラ氏の判断を〝正解〟と受け止めている。
「レッドソックスはコーラ氏に約1200万ドル(19億円)の未払い金があるため、彼はたとえ仕事をしなくても多額の報酬を受け取ることになる。この点が彼の判断に影響した可能性がある」と指摘し、両チームが置かれた現状について「フィリーズを引き継ぐことにそれほど魅力はなく、最初に舞い込んできたチャンスに飛びつくよりも、他の機会を待つほうが賢明だという現実的な考えもあったようだ」と伝えた。
不本意な形でレッドソックスから追われたが、すぐさま白羽の矢を立てられたコーラ氏には再登板の機会も巡ってきそうだ。












