右腹斜筋負傷で離脱中のムーキー・ベッツ内野手(33)の順調な回復が伝えられる中、キム・ヘソン内野手(金慧成=27)がまた厳しい現実に直面しそうだ。ベッツの代役として遊撃に入り、攻守に活躍を見せているが、ベッツはすでに打撃練習を再開しており、復帰が遠くない状態。二塁手のアレックス・フリーランド内野手(24)とキム・ヘソンの生存競争になると見られ、ロバーツ監督はどちらかの選択に迫られることになる。

 27日現在(日本時間28日)、キム・ヘソンが45打数15安打で打率3割3分3厘、1本塁打、7打点に対し、フリーランドは68打数16安打で打率2割3分5厘、1本塁打、6打点。数字的にはキム・ヘソンが有利なのは明らかだが…。

 韓国メディア「スポーツ朝鮮」は「問題はロバーツ監督の〝ビックリ決定〟だ。ヘソンはすでに一度裏切られた気分になった。春季キャンプで猛打を振り回したが、打率1割台のフリーランドを残してヘソンをマイナーに送った。理解できない判断との指摘があふれた。主力選手だと言いながら肝心な場面では実力より有望株の育成とロースターの柔軟性を優先させる。ベンチがデータを無視した選択を下す可能性も排除できない」と疑心暗鬼になっている。

 キム・ヘソンが再び苦虫をかむことになるのか…。米メディア「ONSI」も「ベッツは復帰に数週間はかかる見込みなので2人は正式な決定までチャンスを得られる。間違いなくプレッシャーがかかっている」と2人の戦いに注目している。