巨人が12日の西武戦(ベルーナ)に0―3で敗戦。先発の竹丸が8回途中3失点(自責1)、12奪三振と好投も報われなかった。
竹丸は初回に長谷川の適時打で先制点こそ献上したものの、2回以降は立て直しに成功し、4イニング連続で三者凡退。その後は味方の守備の乱れから計2点を失ったが、2試合連続二桁奪三振と意地を見せた。それでも打線の援護なく、ルーキー左腕は5敗目。橋上監督代行は「チーム打率も非常に高い西武相手に本当に堂々たる投球でした。それだけにもう少し援護して勝たせてあげたかった」と悔しさをあらわにした。
交流戦もいよいよ残すところ2試合。19日の中日戦からリーグ戦が再開される。2年ぶりの〝セ界制覇〟に向けてより激しい戦いが予想される中で、巨人はナショナルズ傘下2Aハリスバーグの小笠原慎之介投手(28)の獲得へと動いた。
ここまで先発陣はチームトップの5勝を挙げている竹丸&井上の左腕コンビに加え、完全復活の兆しを見せているエース・戸郷も3勝と先発陣が安定。一方で、戸郷と双璧を担うWエースの山崎は一軍復帰に時間を要しており、夏場を迎えるにあたって経験豊富な小笠原が加入すれば大きな追い風となることは間違いない。
今後も優勝争いを繰り広げていくであろう阪神との直接対決でもキーマンとなりそうだ。チーム関係者は「阪神に好相性を見せている(山崎)伊織の復帰が不透明な中で、同じく阪神を苦にしない小笠原が戦力になると考えたらかなり大きい」と新戦力の加入を歓迎。その言葉通り、小笠原は中日時代に阪神戦で通算28試合に先発し、防御率は対セ5球団中でトップの2・95を記録している。
小笠原に対しては先発ローテの一角を担う働きにも期待が高まるが、リーグ優勝を狙う上で避けては通れない「虎狩り」の重責も担っていきそうだ。













