ア・リーグ西地区で3位のマリナーズは28日(日本時間29日)から敵地ロサンゼルスでドジャースとの3連戦を迎える。

 昨季は球団史上初のワールドシリーズ進出まで一歩及ばなかったものの、24年ぶりに地区優勝。今季はさらなる躍進を期待されたが、現状は52勝55敗の借金3で最強軍団と激突することになる。その一因とされているのが昨季60本塁打、125打点で打撃2冠王に輝いたカル・ローリー捕手(29)の不振だ。

 今春開催されたWBCに米国代表として出場した後、開幕から打撃が低迷。27日(同28日)終了時点で打率2割2分8厘の低空飛行で15本塁打、39打点と昨季から格段に成績を落としている。

 あまりの変貌ぶりに米全国紙「USA TODAY」はローリー本人に不振の原因がWBCにあったかを確認。ローリーは「それは周りの人たちが決めることだ」と言い「僕は言い訳をするタイプではない。アメリカ代表でプレーしたことを後悔していない。素晴らしい機会だったと思う。また同じ機会が巡ってくれば、同じ選択をするだろう。それで打席が難しくなったか? そうだ。それで少しタイミングを狂わせたか? そうかもしれない」と打ち明けた。

 これに〝ツッコミ〟を入れたのが米メディア「FANSIDED」だった。「じゃあ、どっちなんだよ、カル?」。WBC出場の栄誉を語りながらも結果的にWBC出場が不振の原因と認めてしまった格好で、同メディアは「どういうわけか、ローリーの頭の中には、少しでも個人的な責任を背負おうという考えはみじんもないようだ」とバッサリ…。「責任を取るどころか言い訳ばかりしている」とぶった斬り「マリナーズにとって残念なことに、ローリーは2023年までチームの支配下にあり、2031年には2000万ドルのオプションも付いている」と批判が止まらなかった。

 期待の大きさによる反動とみられるが、ドジャースを相手にチームと自身の復調のきっかけをつかめるか。