ブルワーズの怪物右腕、〝ザ・ミズ〟ことジェイコブ・ミジオロウスキー(24)が記録づくめの快投を演じた。12日(日本時間13日)の本拠地フィリーズ戦に先発し、9回94球を投げて1安打無失点、無四球、キャリアハイとなる15奪三振と圧巻の内容でマダックスを達成。8勝目(2敗)を挙げた。

 初回、先頭のシュワバーから空振り三振を奪った直球は104・5マイル(約168・1キロ)を計測。自身が持つ先発投手としての最速記録を更新した。4回先頭のシュワバーに中前打を許したが、一死から3番・ハーパーを二ゴロ併殺に封じ、打者最小の27人を斬って捨てた。

 15奪三振は今季メジャー最多で94球中、74球がストライク。米メディアによると2000年以降、100球未満の投球で15奪三振で完投した初めての投手となったという。

 防御率はメジャートップの1・34。サイ・ヤング賞初戴冠を目指しているドジャース・大谷翔平投手(31)にとっては最大のライバルとなりそうだ。米メディア「クラッチ・ポインツ」は「ミジオロウスキーは球界屈指の投手」と評し「ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞の有力候補となることは間違いないだろう」と指摘した。