阪神・藤川球児監督(46)が後半戦初戦となる31日のヤクルト戦(神宮)からブルペン改革に乗り出す可能性を示した。

 後半戦はヤクルト、DeNAとの敵地6連戦でスタート。指揮官が最優先に掲げたのはブルペン陣の底上げだった。「まずはロードに出ますので、リリーフの木下と工藤のところを引き上げて、彼らを中心に勝負していこうかなと思っています」

 今季、工藤泰成投手(24)は持ち味の剛速球を武器に防御率1・38をマーク。さらに木下も安定した投球を続けている。火の玉指揮官も「木下、工藤のポテンシャルを引き上げた状態で、若い選手ですし、50数試合ですから、バシッといけるんじゃないかというところを見たい」と期待を寄せた。

 一方で、工藤と守護神・ドリスとの役割分担については「そこはまだどうかわかりません。当日まで考える」と明言を避けた。とはいえ今後のコンディションや相手打線との兼ね合い次第では、工藤が守護神を任される可能性も十分にありそうだ。

(左から)工藤、木下
(左から)工藤、木下

 また神宮から始まるロードは人工芝球場での試合が続く。指揮官は「オールスター前にも言いましたけど、全てのゲームで選手が出られることもないかもしれない」と説明し、主力野手も適度に休養を挟みながら総力戦で残りの52試合を戦い抜く方針を示した。

 優勝争いが本格化する後半戦。ブルペン再編のキーマンに指名された育成の星・工藤は、そのまま虎の新守護神へ駆け上がることができるか――。