阪神は17日の広島戦(甲子園)に7―2で勝利し泥沼の連敗はついに7でストップ。2位・巨人とのゲーム差を1と広げ、優勝マジックを13に減らした。
直近7戦合計でわずか5得点と冷えに冷え込んでいた虎打線だが、この日は主砲・森下翔太外野手(26)が34号2ランを含む3打数2安打3打点と大暴れ。背番号1が一気にアクセルを踏み込んだことで佐藤、大山らも揃って打点をマーク。長らく出そうで出なかったケチャップがついに一斉にドバドバと出た。
初回に佐藤&大山の連続適時打で幸先よく3点を先制すると、3回には二死からの連打で一、三塁。ここで打席に入った森下は三遊間を鋭く切り裂く左前適時打でリードを4点に広げる。
虎のヤンチャ小僧のバットはまだまだ止まらない。4回一死一塁で迎えた第3打席。内角へ入ってきたスライダーを思い切りよく引っ張ると、白球は左翼ポールに直撃する豪快弾。セ・本塁打王トップに立つ佐藤に1本差と肉薄する一撃に、勝利と得点に飢えていた聖地・甲子園の虎党たちも大きく沸いた。
9日の広島戦(甲子園)以来となる久々のアーチを「まあたまたまっすね。あのホームランは。打ち方もあまり良くなかったですが結果がすべて。追加点をとれたことが良かった」と振り返った試合後の森下。「クリーンアップが打てばチームが勝てるというのは証明できたと思う。自分も含めた中心人物が積極的に打っていきたい」と優勝争いをかけたシーズン最終盤の戦いに覚悟と責任感をにじませた。
投げては先発の高橋が6回を5安打2失点にまとめ、ハーラートップを独走する14勝目をマーク。試合後の聖地・甲子園のスタンドには今月初となる凱歌がいつまでも響きわたった。












