巨人が21日の中日戦(長野)に2―1で勝利し連敗を2でストップ。阿部慎之助監督(47)は終盤に奮起したヤングGたちを称賛した。

 巨人の主催試合としては8年ぶりの開催となった長野での試合。多くのファンが待ち望んだ一戦となったが、試合前練習に打球が顔面に直撃し負傷した泉口が脳振とう特例により登録を抹消されるアクシデントが起こった。泉口に代わって、昇格したばかりのドラフト5位ルーキー・小浜が遊撃でプロ入り初となるスタメン出場を果たすと、二軍戦に出場していた石塚も急きょ一軍登録され長野入り。試合前から慌ただしい時間が流れた。

 投げては先発の則本が5回10安打1失点と粘投したものの、打線は序盤に相手先発・金丸をなかなか攻略できずに6回まで無得点。それでも0―1の7回に先頭・大城が相手の失策から出塁すると、続く小浜がプロ初安打となる内野安打&相手守備の悪送球から無死二、三塁とチャンスメークに成功。最後は平山が中堅方向へ抜ける走者一掃の一打を放ち逆転に成功した。

 阿部監督は「本当ね、素晴らしいゲームだったんじゃないかなと思います」と勝利の立役者となった若手選手たちをたたえると「(打球を)前に飛ばせたっていうね。そこがやっぱ大事ですよ」と金丸の攻略に成功した平山を絶賛した。

 一方、状態が心配される泉口については「脳震とうの診断受けましたんで、多少時間かかるかなというのはありますんで。その分若い選手にはチャンスが来たと思って頑張ってもらいたいですね」と明かした。