中日は7日の西武戦(バンテリン)に延長12回、1―4で敗れて3カード連続の負け越し。借金は今季ワーストの「17」となった。

 中日先発の涌井秀章投手(39)は4回まで西武打線を1安打無失点に抑えた。だが5回に長谷川、柘植、源田に3連打を浴びて1点を献上。「逆転を願います」。5回に代打を送られた涌井の今季初登板は5回4安打1失点の内容だった。

 中日は8回に先頭の鵜飼が左翼線二塁打で出塁すると石伊が送って一死三塁。ここで岡林が右翼へ犠飛を放ち1―1の同点に追いついた。「何とか同点にする事ができて良かったです」。これでドームのボルテージは跳ね上がった。

 試合はそのまま延長戦に突入。中日は延長11回に二死満塁のチャンスをつかみ、打者は5番・板山とサヨナラのチャンスを迎えた。ところがこの場面で一塁走者・細川成也外野手(27)がまさかのけん制死。サヨナラ勝利を期待していた竜党のボルテージは一気に盛り下がった。

 12回にマウンドに上がった8番手・斎藤が3点を失いジ・エンド。井上一樹監督(54)は細川のけん制死について「あってはならないプレー。板山が打つ打たないは別としてあのシチュエーション(二死満塁)をやっと作れた。そこでああいうプレーがあった。細心の注意を払って。1番近いところにランナーコーチもいるわけだから」と厳しい表情で語った。

90周年イヤーのドラゴンズは苦しい戦いが続いている。