中日が厳しい状況となってきた。15日のヤクルト戦(バンテリン)に5―8で敗れて今季3度目の4連敗。7回に板山の逆転満塁弾が飛び出し一時は5―3とリードしたものの、リリーフ陣が打ち込まれて痛恨の敗戦となってしまった。
9回一死一塁の場面でボスラーがヤクルト守護神キハダにぶつけられると、井上一樹監督(54)が怒りの形相でベンチから飛び出し、両軍が一触即発となる事態に発展した。
「ギリギリのラインで俺らはやっているんだよ。ケガ人がいっぱい出てさ。これ以上出したらいかん、頼む頼むというイメージで(選手を)出している中で、3つ当てられとったらカチンとくるんじゃないの。と、俺は思うよ。俺が冷静で気が長い感じで見つめていたとしても、あれはカチンとくるわ」
井上監督は試合後にこう語ったが、5回と7回には4番・細川が2打席連続でぶつけられていたこともあり、怒りが抑えられなかった。「こっちに向かって変なことを言っていたやつが1人おったから、それに向かってカチンときたという話」(井上監督)とヤクルトサイドの対応も火に油を注いだ。
首位チームとの3連戦初戦に敗れて中日の借金は「12」にまでふくれ上がった。まだ100試合以上残っているとはいえ、借金が「15」を超えてしまうとリカバリーも難しくなってしまう。
過去10年で中日がシーズン中に借金15のデッドラインに達したのは7回あるが、最も速かったのは2023年の6月17日。交流戦突入前に反撃の機運がしぼんでしまわないためにも何としても、ここで踏ん張る必要がありそうだ。












