ソフトバンクに新加入したジャクソン・ラトリッジ投手(27=前フィリーズ傘下3A)が13日にみずほペイペイドームで入団会見に臨んだ。補強期限ぎりぎりの先月末に正式契約を交わし、今季推定年俸は45万ドル(約7200万円)。背番号「14」のユニホームに袖を通した身長203センチの長身右腕は「日本の打者にとってはは対戦したことが少ないタイプだと思うので、自分の特長を生かしていきたい」と意気込みを語った上で「後半戦になって一試合、一試合の重みが重くなっていく中で、少しでも早く日本の野球に慣れて、いいプレーができるように準備していきたい」と、先発投手として早期戦力化に腕をぶした。

 元巨人のフォスター・グリフィン投手(31=ガーディアンズ)らNPBでプレー経験のある選手から「日本の野球だったり、ホークスのことを聞いた」と明かし、新たな挑戦に胸を膨らませて来日した最速161キロ右腕。大谷翔平(ドジャース)ら日本人選手とメジャーで対戦した経験から「日本の打者はボール球を振らない印象がある。しっかり自分のスイングを貫いてくる」と傾向は予習済みで「日本の投手は球持ちの良さが特徴。そういうところを日本人投手から学んで、より良い投手になっていきたい」とも語り、技術習得にどん欲な姿勢を見せた。

 ビザの取得に時間がかかったが、その間は球団から送られてきたNPB公式球を使って投球練習や実戦形式の打撃練習に登板するなど調整を進めてきた。「こっちに来たらすぐに投げられるようにという意識で準備してきた」。終始、日本野球への敬意を示したラトリッジ。かつての全米ドラフト1位右腕は〝郷に入っては郷に従えの精神〟で非凡な才能を開花させられるか――。