盟友の決断に、寂しさを隠せなかった。すでにクライマックスシリーズ(CS)進出を決めている日本ハムは1日、ロッテとの今季最終戦(ZOZOマリン)に臨む。新庄剛志監督(54)は前日9月30日、同球場の室内練習場で行われた投手練習を視察。その後の取材で、同29日に今季限りでの辞任を表明した中日・井上一樹監督(55)について思いを口にした。
「寂しいね。仲良かったから。でも、ツラかったと思うよ。期待がすごいあっただろうし。井上監督も『いける』って思ったシーズンだったところにケガ人でしょ。ケガが多かったのが痛かったですよね」
同学年で親交も深いだけに、成績不振に苦しむ盟友の姿を気にかけていた。「見ててツラかった、ヤジがね。それだけ期待されていたんだろうな、というところもありますけど。ものすごく(井上監督が)痩せたように見えたから」と胸中を吐露した。
それでも最後は新庄監督らしく、笑いを交えた。「一緒に(野球を)やってみたい一人でもあります」。報道陣から「日本ハムに呼ぶ?」と振られると、笑みも浮かべつつ「いやいや、休ませてあげてよ」と即答した。
重圧の中で戦い続けた盟友へのねぎらいと、いつか一緒に野球をやってみたいとの思い――。新庄監督は冗談を交えながらも、井上監督の決断を最後まで惜しんでいた。












