ソフトバンク強力救援陣の一角を担うダーウィンゾン・ヘルナンデス投手(29)の去就に大きな注目が集まっている。今季が2年契約の最終年。最速159キロを誇る左腕は2023年7月に加入し、24年からは中継ぎとして欠かせない戦力となった。3年連続で40試合以上に登板。今季は45試合に投げて、防御率1・48と安定感が際立った。

 メジャー9球団のスカウトが集結した9月4日の西武戦(みずほペイペイ)の救援では1回無失点、3者連続三振を奪う快投。高い奪三振能力を誇る29歳には、最大でメジャー12球団が強い関心を寄せている。NPBでの確かな実績を評価され、好条件を用意しているとみられる。

 ソフトバンクは左腕を重要戦力と認め、大型契約も視野に全力で慰留に努める方針だ。ヘルナンデスは「MLB時代はいい選手じゃなかったけど、ホークスに来て選手としてのキャリアを積み上げることができた。そのことにすごく恩を感じている」と感謝。今後は日米間で激しい争奪戦に発展することが必至で、ホークス残留のカギは、かねて本人が「一年でも長く現役でプレーしたい」と語っていたように、契約年数がポイントになりそうだ。

 24年オフに締結した契約は推定で2年総額7億円。今回はすでにメジャー10球団以上が熱視線を送っているだけに、契約内容を含めた大争奪戦の行方が気になるところだ。