ソフトバンクは28日の「SMBC日本シリーズ2026」第4戦(みずほペイペイ)でDeNAを4―2で下し、2年連続13度目となる日本一に輝いた。

 就任3年目で3度のリーグ優勝、昨年も日本一を達成したが、本拠地・みずほペイペイドームでの胴上げは初めてだった。「常にこの天井を見ながらの胴上げをイメージしていた」という小久保裕紀監督(55)。満員の観客の前で「3年目にやっと達成できました」と、喜びをかみしめた。

 3試合連続で延長戦に突入するなど、接戦続きだった日本シリーズ。指揮官も優勝会見で「本当に気の抜けない試合ばかり。本当に疲れました」と頬を緩めた。日本一を決めた試合で3打点を挙げたのが山本祐大捕手(28)。4回には前の打者が申告敬遠されたあとの打席で同点二塁打。これには指揮官も「古巣(のDeNA)相手に敬遠されて打つ。たいしたものですね」と賛辞を送った。

 シーズン途中に交換トレードで移籍した山本祐。古巣との対戦に優勝会見「(元)チームメイトばかりで、心を鬼にしてじゃないですけど、ホークスが勝つことだけを考えてやった」と率直な思いを口にした。

 来年はリーグ4連覇、3年連続日本一に向けた戦いが始まる。小久保監督は「少し余韻に浸って、また来年に向けてスタートしたい」と意気込んだ。