アストロズが27日(日本時間28日)、メジャー通算37本塁打のネルソン・ベラスケス外野手(27)を自由契約とした。退団となった強打者の今後について「MLB公式サイト」のブライアン・マクタガート記者は「アジアの球団でプレーする機会を追い求めるため」と報じた。
2017年のMLBドラフト5巡目(全体165位)でカブスに入団したベラスケスは、22年5月にメジャーデビュー。23年3月に開催されたWBCでは母国のプエルトリコ代表に選出された。同年7月にロイヤルズにトレード移籍し、年間でキャリア最多の17本塁打を記録した。メジャー通算では計728打席に立って37本塁打で、今季はカージナルスとアストロズで52試合に出場して打率1割8分8厘、6本塁打、18打点、OPS0・663の成績だった。
「NBCスポーツ」は「球団によると、ベラスケスは来季アジアでプレーするために向かっているという。メジャーの控え選手たちが保証された年俸と長期にわたるロックアウトの可能性をてんびんにかけ、この冬は日本や韓国の外国人選手枠はあっという間に埋まってしまうだろう」とNPBとKBOを念頭に置きながら報道。また、現行の労使協定が12月1日(同2日)に失効する。新協定を巡る交渉は難航必至で、来季契約を巡る混乱を避けた動きとみられるという。
さらに、移籍情報を専門的に扱う「トレード・ルーマーズ」は「安定した打撃が最大の課題。ベラスケスのキャリア通算の三振率は29・5%、空振り率は極めて高い16・1%」と指摘。その上で「ベラスケスは安定した出場機会を求めて海外に移籍する見通しだ。彼の退団に関する報道では具体的には触れられていなかったが、すでに次の所属先は決まっている可能性が高い」と伝えている。












