レイズが27日(日本時間28日)、ブルワーズとのワールドシリーズ第4戦で延長12回の末に4―3でサヨナラ勝ち。通算成績を1勝3敗として28日(同29日)に行われる第5戦へ望みをつないだ。

 1点を勝ち越された直後に生まれた奇跡的な逆転劇は、フニオール・カミネロ内野手(23)の一打から始まった。12回の先頭打者だったカミネロは平凡な三ゴロとなったが、相手の一塁への送球が乱れて出塁。続くヒックスの左前打でカミネロは一塁から100キロの体を揺らしながら一気に三塁を陥れた。ここから同点、そしてサヨナラへとつながっていったが、カミネロは出塁した時点ですでに足を引きずり、三塁まで激走した後に代走を送られていた。

 試合後、カミネロ本人は「たとえ足が折れていても明日は出場するつもりだよ」と米放送局「スポーツネット」などに語り、ケビン・キャッシュ監督(48)も「彼は明日、片足でも出場するだろう。私もそうさせるつもりだ」と明言した。

 今季のカミネロは全162試合に出場し、打率2割7分6厘、ア・リーグ2位タイの42本塁打、同3位となる101打点、同4位のOPS0・885をマーク。敗れれば2026年シーズンが終了する土壇場で、欠場する考えなどみじんもないようだ。