ポスティングシステムでメジャー挑戦を目指す阪神・佐藤輝明内野手(27)にはヤンキース、メッツなど多くの球団が興味を示している。その中の一つがエンゼルスだが、エンゼルス専門メディア「ヘイローハングアウト」は22日(同23日)、「佐藤輝明をめぐる噂の影に、エンゼルスにとってより魅力的なオフシーズンの補強ターゲットが隠れているかもしれない」という記事を掲載。佐藤はあくまで〝隠れミノ〟で、別の本命ターゲットがいるという。それは横浜高の最速156キロ右腕・織田翔希投手(18)だと指摘した。

 同メディアは「2026年にNPBで3冠王に輝いた佐藤を(エンゼルスが)獲得できれば大きな戦力となることは間違いないが、それとはまた違った形で、米国への挑戦を模索している興味深い日本人選手がいる。高校生の右腕投手、織田だ。球団の多くは、18歳の織田をじっくりと育成するプロジェクトよりも、佐藤のような即戦力に目を向けている可能性が高い。織田翔希の加入は、エンゼルスの成長途上にあるファームシステムにとって、大きな追い風となるはずだ」と力説。名門球団が佐藤の争奪戦に熱を上げる間隙を縫って、将来性豊かな織田をゲットしたい意向だという。

「エンゼルスのファーム組織は近年、復調の兆しを見せている。MLBパイプラインの8月中旬のランキングでは17位にランクインし、長年定位置となっていたリーグ下位3分の1から脱却した」と〝金の卵〟の育成にも支障がないことを強調。そして「エンゼルスは先発ローテーションの再構築を急務としており、織田のような存在はそのための希望の光となり得るだろう。大谷翔平の退団以降、そして2014年のポストシーズン進出以来、同球団の先発陣には大きな補強が長らく待たれていたからだ。新体制となったエンゼルスが、国際市場に積極的に参入するかどうかは今後、明らかになるだろう。他球団が佐藤のような特定の選手に注目して動く中、エンゼルスとしては、こうした魅力的な若手選手に目を向けるという選択肢を見過ごすわけにはいかない」と伝えた。

 注目の織田は米球界挑戦を表明したが、22日のドラフト会議で巨人が単独1位で強行指名。それでも「ブレることはありません」と渡米の意志を貫く決意を明かしている。