最強左腕はどこへ――。ドジャースのタリク・スクバル投手(29)が今オフにFAとなることを受けて去就が大きな注目を集めている。
スクバルは8月にタイガースからトレードで電撃加入。昨季まで2年連続でサイ・ヤング賞に輝いた実力者は、かねて報道されていた通りの道をたどり、米球界に衝撃を与えた。結果的にドジャースはワールドシリーズの3連覇を果たせなかったが、スクバルの流出を防ぐことが来季以降に向けた重要課題となる。
しかし、誰もが再契約を望んでいるわけではない。米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」では20日(日本時間日)に「最悪の移籍先はロサンゼルスのドジャースだろう」と報じられた。その理由に挙げられたのは、ドジャースの独壇場に歯止めをかけること。大型契約で各球団のスター選手を次々と獲得し、チームの総年俸額はMLB屈指に膨れ上がり、戦力の不均衡をもたらしていると激しい批判にさらされている。
スクバルの新契約は、投手最高額の山本(ドジャース)の12年総額3億2500万ドル(約465億円=当時)も上回るとも予想される。同誌は「(サラリーキャップの導入可否で)リーグの財政状況が不透明であるにもかかわらず、どうにかしてスクバルと契約すればファンのいら立ちはますます募るだろう」と火に油を注ぐだけと占い「最良の移籍先はメッツやパドレスだろう。どちらも先発陣の補強を必要とし、即座にローテの質を大幅に向上させる」とした。
とはいえ、決めるのはスクバル本人と代理人サイド。ドジャースは球団としてできる最大限の手を打つ。同誌は「繰り返しになるが、ドジャースはドジャースだ。ここ数年、彼らがそうしてきたようにあらゆる選手と契約すると予想するべきだろう。しかし、この予想だけは現実にならないことを願うばかりだ」と結んだが…。











