DeNA・尾形崇斗投手(27)が20日に横浜スタジアムで行われた全体練習終了後に報道陣の取材に応対。古巣・ソフトバンクと対戦する日本シリーズへ向けて意気込みを語った。

 今年5月、ハマの正捕手・山本祐大との衝撃的なトレードでDeNAに途中加入。賛否両論が巻き起こる移籍劇となったが、シーズン途中から16試合に先発登板し7勝3敗、防御率3・29と堂々たる成績をマーク。チーム最大の泣き所だった先発ローテの穴を埋める活躍をみせた。

 自身にとっては2年ぶり2度目となる日本シリーズ出場。前回の対戦相手は奇しくも現所属のDeNAだった。第4戦(みずほペイペイ)では宮崎にソロアーチを浴びるなど、0回2/3を4失点とホロ苦い思いもした。

「宮崎さんに打たれたホームランは今でも覚えています。キャリアの中で良くなってきた時期になってきたかなと思っていた時期だったので、それを糧にして頑張ってきた」

 鷹のリードオフマン・周東は2017年育成ドラフト1位&2位の同期入団。同じ釜の飯を食った仲だが「彼の守備範囲は福岡県全域だと思っているんで(笑い)。打撃も気を付けないといけないですね」と冗談を交えながらも警戒感をにじませる。「ソフトバンクという組織は尊敬していますが勝負である以上絶対に勝つ。ベイスターズも本当に素晴らしいチームなので」と強い覚悟を口にした。

 チーム屈指の筋トレマニアは、ファイナルステージ突破後のビールかけで「筋分解されるほどヤワな筋肉に育てた覚えはない!」と発言し大きな話題に。「一日で削れるような筋肉に育てたつもりはないですよ。ビンテージものですから。10年かけてつくりあげましたからね。ビールかけって皮膚から吸収するんですけどその時は皮膚の穴を閉じてました」。博多で鍛え横浜で磨きをかけた肉体で、古巣の好敵手たちを制圧する。