パ・リーグを3年連続で制したソフトバンクは、24日に開幕する日本シリーズで2年連続の日本一を目指す。相手は2024年に屈したDeNAに決定。2連勝の後に4連敗を喫した「屈辱」を晴らす機会が巡ってきた。セ3位からの〝下克上日本一〟を目指すDeNAの勢いは、2年前にも増してすさまじい。
同じ轍を踏むわけにはいかない――。絶対的主力の周東佑京外野手(30)がチームの思いを代弁した。「(DeNAの)CS6連勝はすごかった。やっぱり打線がいい」。かねて歯に衣着せぬ物言いが真骨頂。それだけに即答で返ってきた相手の印象に、強い警戒感がにじんだ。当時選手会長として臨んだ2年前の戦いは忘れられない。
「(前回の日本シリーズは)1つ2つ負けたところで変わらないというか、流れや勢いを止められると思っていて、止められなかったわけだから」。プロ野球最高峰の戦い「日本シリーズ」。そこで屈辱の4連敗フィニッシュを経験しているからこそ、言葉には力が入った。「4つ一気に取るつもりでいかないと。2年前のことがあるんで。言わなくても、みんなそのつもりだと思います」。
最大の警戒は、セ1位の得点力を誇る強力打線。「つながったら止めらんない。だから、やっぱり守備が大事になる」。大崩れしないのが、守り勝つ野球。相手に傾きかけた流れを引き戻し、勢いを断ち切る守備の重要性を自らに言い聞かせるように説いた。
年々、頼もしさを増す球界屈指の中堅手。勝負の肝を心得る男が、雪辱に燃える鷹をけん引する。












