ドジャースはブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズを4連敗で敗退し、ワールドシリーズ3連覇が途絶え、ここ3年で最も早くシーズンオフに突入した。米スポーツサイト「クラッチ・ポインツ」は16日(日本時間17日)に「ドジャースがこのオフシーズンに答えなけばならない3つの大きな疑問」と題し、解決すべき難題を紹介した。

 トップはタリク・スクバル投手(29)との再契約だ。トレード期限目前の8月1日に獲得。レギュラーシーズンでは10試合に先発して5勝2敗、防御率2・61、ポストシーズンは2試合で1勝1敗、防御率2・45だった。ワールドシリーズ終了後にFAとなり、最大の目玉だ。「5億ドル」を予想する米メディアもある。

 現行の労使協定が失効する12月1日(同2日)までの再契約が理想的だが、そうでなければ確実視されているロックアウト終了まで待つことになる。また、サラリーキャップ制が導入されれば、最大の障害だ。

「ドジャースは新労使協定とスクバルと結ぶ巨額契約が見合うか検討する必要がある。状況は依然として不透明だ」とした。

 2つ目はウィル・スミス捕手(31)とダルトン・ラッシング捕手(25)のどちらを正捕手で起用するか決めることだという。スミスは2033年まで契約が残り、ラッシングは若手有望株だ。

「他の球団であれば、どちらかを一塁手か指名打者にコンバートすれば済む。しかし、ドジャースには一塁にフレディ・フリーマン、指名打者に大谷翔平がいる」とし、2人とも控え捕手ではもったいないと指摘。

「スミスかラッシングを手放すことで、チームが必要としてる他のポジションを強化できるのであれば、トレードは最善の策かもしれない」と電撃トレードを勧めた。

 最後は大谷翔平投手(32)は投手を続けるべきかだ。今季、投打二刀流でシーズン完走を目指したが、右上腕二頭筋と左ヒザを痛めて、最終的に投手復帰を断念。ケガが打撃にも影響したことが、ドジャース敗退の原因の一つに挙げられた。

 大谷は前日の会見で「全部やる」と二刀流続行を明言した。同サイトは「二刀流は魅力的だが、大谷がシーズン途中にケガをして終盤に苦戦するのは避けたい」と指摘。登板回数の制限、救援投手で起用、打者専念を候補に挙げるも「今後の展開は不透明」と答えは明示しなかった。