ドジャース・山本由伸投手(27)が最後の瞬間に、ベンチで目をつむった。15日(日本時間16日)のブルワーズとのリーグ優勝決定戦は投手陣が踏ん張れずに4―6と逆転負け。ワールドシリーズ3連覇を夢はついえ、山本の3年目も終わった。
兄貴分の大谷が2回に待望のポストシーズン1号となる3ランを放つとベンチでスネルと大喜び。2人でダイヤモンドを一周する大谷に投げキッスを送って盛り上がった。ところが中盤にグラスノーが捕まると雲行きが怪しくなり、6回に逆転されてしまう。ベンチからの山本の願いは通じず、王者ドジャースはまさかのスイープ負けを喫した。
ポストシーズンは6日(同7日)のブレーブス戦との地区シリーズ第3戦に登板して7回1失点とさすがの好投。ロバーツ監督の絶対的な信頼を得て12日(同13日)のブルワーズとの第2戦に臨んだが、まさかの3回途中を3失点KOの憂き目に遭い、流れを持っていかれた。SNSでは山本が降板後に顔を紅潮させ、涙ぐむ様子が動画で出回り「これほど真剣に取り組んでくれている」「彼がいなければチームがどうなっていたかみんなが知っている」「もっとこういう選手が必要だ」「みんなが由伸の涙を背負うんだ」と多くの共感を呼んでいる。
移籍から2年連続で世界一に輝き、今季もキャリアハイの14勝9敗をはじめ、防御率2・53と安定した数字を残した。最後の最後で悔いの残る結果となったが、来季の王座奪回に欠かすことのできない存在に変わりはない。












