ドジャースの大谷翔平投手(32)はブルワーズとのナ・リーグ地区優勝決定シリーズを4連敗で敗退後、報道陣の取材に応じ、来季も投打二刀流を継続するかを聞かれ、「全部やるつもり」と継続を明言した。

 地元紙「カリフォルニア・ポスト」のディラン・ヘルナンデス記者は16日(日本時間17日)に大谷の二刀流継続に関する発言はドジャースにとっては「好機」だと独自の見解を示した。

「彼の発言は予想通りだった」「彼の言い方は心配だった」と故障禍を心配すると大谷の「ポストシーズン(PS)で投げれなかった」との言葉に着目した。

 来年10月のPSで登板する可能性を高めるためには2つの道があるとした。一つは登板間隔を変更し、何らかの負荷管理を受けることだ。「そうすれば彼は最も重要な試合で登板する機会を得られるだけではなく、ドジャースが必要とする試合の流れを変える打者としての地位を維持することもできるだろう」

 2つ目は開幕戦からワールドシリーズ最終戦まで投球と打撃に耐えられる体をつくることだ。ただ、「彼の(投手としての)シーズンがあっという間にとん挫し、そしてそれらのケガが打者としてどんな影響を与えたかを考えるとその計画は災難を招く」と指摘した。

 真実は不明だが、大谷のケガが悪化したのは、「大谷が正直にケガの状態を申告しなかった」「球団が気を使って負傷者リスト入りを決断できなかった」などと報じられ、力関係は大谷が上というのが定説だ。ヘルナンデス記者は「だからこそドジャースが介入する必要がある。彼の召使であり続けるのではなく、彼のパートナーにならければならない」と提言した。

「大谷は明確なプランを持っているようには見えないので、ドジャースには彼の考え方を変えさせるチャンスがある。このチャンスを生かさなければならない」と好機であると強調した。

 ドジャースが大谷の主張に耳を傾けながらも、「NO」を言うことができる関係であれば今回の惨事は防げたかもしれない。