ドジャースのキム・ヘソン(金慧成=27)が苦しかった今季を振り返り、来季〝最終年〟の巻き返しを誓っている。チームはリーグ優勝決定シリーズで敗退。ワールドシリーズ3連覇の夢が途切れ「負けるのはいつだってつらい。レギュラーシーズンでも悔しいが、こういう試合ではさらに悔しい」と落胆するチームメートをおもんぱかった。

 今季はわずか43試合で打率2割5分9厘に留まり、ほとんどを3Aで過ごした。ポストシーズンの地区シリーズでロースターに入ったが、1イニングの守備についただけ。再び登録から外れ、傍観するしかなかった。最後まで悔しいシーズンを過ごしたキム・ヘソンは韓国メディア「MKスポーツ」に「残念な1年だったと思う。野球人生で最も悔しい。何と言えばいいのか…。最も納得がいかない1年だった」と言葉を詰まらせた。

 ユーティリティー守備と俊足が魅力とはいえ、打撃面でロバーツ監督の信頼を得ることができなかった。負傷離脱したベッツの代わりに昇格したが、復帰とともに再び3Aに降格。「もっとも残念なのはメジャーにいられたのが1か月ほどだったこと。長くプレーしたかったのに実現できなかった。自分に力が足りなかった。仕方がない」と悔しさをにじませる。

 来季は3年契約の最終年。厳しい生存競争に勝たねばならず、二塁手のライバルだったロハスの引退、キケのFAも出場機会を思えば追い風となるかもしれない。レギュラー奪取に向け「もっと優れた打者にならなければいけない。継続して試合に出て、安定して出塁しないといけない。一番下にいる時こそ、自分の問題点が分かる。オフにしっかり修正したい」と決意を新たにしている。同メディアも「メジャーはただ待っていれば巡ってくる場所ではない。3年目もなお自分の実力を証明する必要がある。それが彼の置かれた現実だ」と勝負の年に期待を寄せた。