ドジャースの大谷翔平投手(32)が昨年3月に東京ドームで行われたカブスとの開幕シリーズで着用したユニホームが205万5700ドル(約3億2500万円)で落札され自身のユニホームの最高額を更新したことが話題になったばかりだが、新たな記録を更新していたことが20日(日本時間21日)に分かった。米紙「ニューヨーク・ポスト」が報じた。
「大谷翔平の記念品はポストシーズンで不振の後も、依然として驚くほど高額で取引されている」と前置きすると、オークションを担当した「リアリスト」の関係者の声明を紹介した。
「この高額な落札価格は21世紀の試合で使用された野球のユニホームの公開オークションにおける最高額記録を更新し、ヤンキースの外野手アーロン・ジャッジのデビュー戦のユニホームが以前に記録した179万2000ドルを上回った」
ジャッジのデビュー戦は2016年8月13日の本拠地レイズ戦で、「8番・右翼」で先発出場し、2回の初打席でメジャー1号を放った。「7番・一塁」でこの日がメジャーデビューのオースティン(元DeNA)も初打席初本塁打を放っており、1試合2本のMLB初打席本塁打はMLB初の快挙だった。先発は田中将大投手(現巨人)で7回4失点で9勝目を挙げた。
大谷は左ヒザと右上腕二頭筋の不良に悩まされ、今年のポストシーズンは8試合に出場して打率1割9分2厘、1本塁打、3打点。ドジャース敗退の要因の一つに挙げられている。それでも大谷のオークションが高額で落札される現状を「リアリスト」の創設者兼CEOのスコット・キーニー氏はこう指摘した。
「最高のコレクターズアイテムとは2度と再現できない瞬間を捉えたものであり、このジャージはまさにそれを体現している。大谷選手はコレクターアイテム市場の可能性を再定義しており、このジャージに対する世界的な反響は、こうした歴史的な記念品がいかに重要なものになったかをあらためて示している」
MLB史上初のゴールドパッチが付けられ、大谷の直筆サイン入り。さらに試合の日付とナ・リーグMVPを受賞したことを記念するメッセージも添えられている。歴史を象徴するユニホームだ。
ちなみに実使用ユニホームの最高額は元祖二刀流のベーブ・ルースが1932年のカブスとのワールドシリーズで予告本塁打を放った第3戦で着用したもの。24年8月に2412万ドル(約36億円=当時)で落札されている。












