頭の中は来季の〝鷹狩り〟一色か――。日本ハムの新庄剛志監督(54)が早くも打倒・ソフトバンクに燃え上がっている。
22日のドラフト会議を控えた21日にはスカウト会議に出席。スカウト陣やフロントらと約30分間協議した後「(詳細は)あまり言えませんよ」と前置きして「1位から5位まではだいたい皆さんの想像が当たってるんじゃないですか」と多くを語らず、抽選となった場合もクジを引かないことを明言した。
ただ、煙幕を張りながらも随所にのぞかせたのはホークスへのリベンジにかける思いだった。今季の直接対決では5勝18敗2分けとまさに圧倒された。シーズンの屈辱は試合で晴らすしかない。ドラフト前日でも、ソフトバンクを倒す可能性を高める選手を巡らせていた。
新庄監督は「今年、結構左(打者)に打たれたからね。左のサイド気味の投手は欲しいと思う」と吐露。そして、その投手を「近藤君、栗原君、柳田君に当てたいから。毎回そこで。毎日投げ方が変わってくれる投手ね。それぐらい器用な投手がいてくれたらいいなと思って」とイメージを膨らませたほどだった。
しかし、残念ながら指揮官の構想にピタリと当てはまる選手は「ゼロ(笑い)。いなかった」。シーズンで叩きのめされ、CSファイナルでも3連敗を喫した相手に泡を吹かせるには別の手段を取ることになるが、ソフトバンクにやり返す思いが常に頭の中心にある。
新庄監督が掲げる来季の目標はとにかく宿敵を倒し、V奪回を果たすこと。すでに「フロントも考えてくれるでしょう」と球団側にも大型補強を願い出て、CS期間中から「(ソフトバンクを倒しての)リーグ優勝だけは譲れんからね」と繰り返してきた。16日に終戦を迎えてから5日。来季に向けた戦いはすでに始まっている。











