ドジャースの大谷翔平投手(32)は、たとえ年俸が10ドル(約1580円)でもドジャースを選ぶ――。大谷の移籍時に背番号「17」を譲ったジョー・ケリー氏が昨年、球団の選手総年俸に上限を設ける「サラリーキャップ制」について語った発言が20日(日本時間21日)にSNSで拡散され、大炎上している。
ケリー氏は昨年1月、自身が共同運営するポッドキャスト番組「ベースボール・イズント・ボーリング」で「文句を言っているファンに分かりやすく説明しよう」と、大谷を引き合いに持論を展開した。
「大谷翔平が10ドルしか稼げないとする。リーグのどの球団も、大谷に払えるのは一律10ドルだけ。グーグルで『米国に行くなら訪れたい場所』と検索してみろ。ミネソタは出てこない。ピッツバーグも、ミルウォーキーも出てこない。どの球団も大谷に10ドル払えるのに、なんでわざわざ『そうだ、ミルウォーキーに行って10ドル稼ごう』なんて思うんだ?」
ケリー氏は、報酬が同じなら選手は「まず、行き先として魅力のあるチームを選ぶ」と主張。ドジャースには金額以外にも選手を引きつける魅力があるというわけだ。
「仮に来年、サラリーキャップ制ができたとする。ドジャースは毎年勝っている。彼がほかのチームを選んで負ける必要がどこにあるんだ? 10ドルもらって負けるより、10ドルもらって勝ちたいだろう?」。勝利への期待から、サラリーキャップ制導入によってドジャースと他球団の戦力差はむしろ広がるというのだ。
「稼げる額が決まっているなら、みんなが行きたい場所に行く。戦力の差は、さらに広がる」
実際の制度は球団の総年俸を制限するもので、各球団が大谷に提示できる額が一律になるわけではない。それでも、金額で差がつきにくくなれば、街や球団の魅力が移籍先選びで重みを増すということだ。
この動画を拡散した一部のSNS上は批判で大炎上している。
「バカげている」
「10ドルというたとえがひどい」
「くたばれ負け犬」
「不正確だ」
「一体、何が言いたい」
現行の労使協定は12月1日(同2日)に失効。MLB、オーナー側と選手会が新労使協定について交渉しているがサラリーキャップ制は大きな争点になっており、オーナー側がロックアウトに踏み切ることが確実視されている。













