MLBで2年目のシーズンを終えたロッキーズ・菅野智之投手(37)に〝残留待望論〟だ。

 昨オフにオリオールズから移籍した右腕は今季29試合に先発して12勝12敗、防御率5・37の成績。チームに貯金をもたらすことはできなかったが、先発ローテーションを守り、イニング数はチームトップの154回1/3に上った。防御率の見栄えは決して良くはないが、本拠地のクアーズ・フィールドは高地にあるため打球が飛びやすく、打者有利とされる環境。しかもシーズン104敗を喫したチームで2桁勝利を挙げられたことは特筆すべき点だろう。

 球団との契約は1年510万ドル(約7億9000万円=合意時)で今季限りで満了となる。来季については未定となっているが、米メディア「ラウンドテーブル・スポーツ」は20日(日本時間21日)、「ロッキーズはあまりにも成績が悪く、1シーズンで投手コーチのアロン・ライクマンを解任したが、菅野はレギュラーの先発ローテに名を連ねた投手たちの中である意味で異色の存在だった」と孤軍奮闘ぶりを高く評価した。

 さらに「菅野は決してトップクラスの投手とはいえず、年齢も重ねているが、2026年の成績は球団首脳が彼をもう1シーズン残留させることを検討するに足るほど良かった。ロッキーズが今季と同程度の条件で再契約する可能性は十分ある」と伝えた。菅野は昨季在籍したオリオールズでも30試合に先発して157回を投げた。10勝10敗でこちらも勝率は5割だったが、イニングイーターぶりは健在。円熟味を増すベテラン右腕に3年目の道が開けそうだ。