ブレーブスが1日(日本時間2日)のワイルドカードシリーズ(WCS)第3戦でフィリーズに6―2で快勝し、対戦成績2勝1敗で突破した。これによりドジャースは3日(同4日)に本拠地ロサンゼルスで開幕する地区シリーズでブレーブスと対戦することが決まった。

 ブレーブスとは今季6試合戦い、本拠地で行われた5月8日の第1戦に3―1で勝って以降、5連敗。8月25日から敵地で行われた3連戦は全て1点差で敗れている。大谷翔平投手(32)は26打数5安打、打率1割9分2厘、0本塁打、1打点で8三振喫している。山本由伸投手(28)は1試合に登板。8月27日に敵地で先発し、6回1/3を4安打1失点と好投するも打線の援護なく負け投手になっている。

 警戒すべきはエース左腕セール。ただ、WCSで9月29日(同30日)の第1戦に先発、第3戦に救援登板しており、先発は1試合だろう。34セーブの守護神イグレシアスも打ち崩すのは容易ではない。打者では41本塁打のオルソン、26本塁打のハリス、25本塁打のボールドウィン、22本塁打のアルビーズ、20本塁打のアクーニャと破壊力は抜群だ。

 しかし、地元紙「カリフォルニア・ポスト」が最大の難敵に挙げたのは3日の気温だ。「今週末のロサンゼルスは猛暑に見込まれる見込みで、試合開始時間の気温は38度近くまで上昇する可能性がある」「ファンは暑さの中の試合にみんな怒っている」と指摘した。

 カブスがWCSを突破すれば午後6時(同午前10時)開始予定だったが、パドレスが勝ったことで、ドジャース対ブレーブスの地区シリーズ第1戦は午後1時(同午前5時)開始のデーゲームとなった。ロバーツ監督は「今週末はかなり暑くなりそうだ。夜に試合をするほうが有利だろう」と38度に迫る気温に懸念を示していた。

 ブレーブスも同じ状況とはいえ、ドジャースは今季、高温化でのプレー経験はほぼなく、スタメン野手はパヘス、タッカーを除いた7人が30代。地元紙が心配するのも当然だ。ただ、百戦錬磨の「悪の帝国」が高温がきっかけで敗退するとは思えない。