阪神は29日のロッテ戦(ZOZO)に1―0で勝利し、連敗は3でストップ。先発・高橋遥人投手(30)が8回106球を投じ、2安打無失点の熱投で今季無傷の6勝目をゲットした。
初回の先頭・小川に初球をぶつけたが、テンポ良く後続を断つと勢いに乗った。2回以降は散発の2安打に抑える快投。8回には一死から連続四球で走者を背負ったが、ポランコを右飛、さらには小川を二ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。「残ってる力、全部出したろうと思って、思い切って腕振りました」。
ピンチで迎えた小川への4球目の直球は、この日最速となる151キロをマーク。「自分の限界の先がまだあるんじゃないかって思えた1球。ボールだったんで、伏見さんがワンバンで止めてくれてほんとに感謝したいです」と頭を下げた。
左腕からも全幅の信頼を置かれている、昨オフ日本ハムからトレード加入した伏見寅威捕手(36)。今季は坂本に次ぐ18試合でスタメンマスクをかぶり、ナインからも「みんな『寅威さんはいい人』って言ってますよ」との声が上がるなど、チーム内での評判は上々だ。
人気は球団内だけにとどまらない。トラ番女性記者の間でも「伏見選手は別格」との声が少なくない。誰に対しても丁寧な対応を崩さず、トレードマークの笑顔は破壊力抜群。「まぶしくて直視できない」とうっとりする声まで上がるほど。さらには182センチ、89キロの抜群の体格も相まって「伏見さんのハグ会なら、10万円払ってでも参加したい」という〝熱烈ファン〟まで現れる人気ぶりだ。
もちろん、その評価は甘いマスクだけではない。この日も高橋の持ち味を引き出す好リードを披露。1点差のしびれる展開でも冷静に左腕を導き、ロッテ打線を封じ込めた。
グラウンド内外で存在感を放つ〝愛され女房役〟。4連敗阻止の裏には、投手陣の信頼も女性記者のハートもがっちりつかむ伏見の姿があった。













